高齢者人口が急速な増加を続けており、老後の不安として介護の問題が生じてきました。 このような高齢社会に適切に対応し、介護を必要とする方を社会全体で支えるための社会制度として、介護保険制度が始まり、老後の安心を支える制度として定着してきています。
介護保険制度は、加齢に伴う病気などにより介護を必要とする状態になっても、尊厳を保持し、できる限り自立した日常生活を送れるよう、利用者の選択に基づいて必要なサービスを提供する仕組みです。

運営主体は、市町村です。

第１号被保険者（６５歳以上の方）
　�@ 寝たきりや認知症などで、常に介護が必要な方
　�A 常時の介護は必要ないが、家事や身体等日常生活に支援が必要な方
　�B 保険料は、年金から天引き等で徴収されます。

第２号被保険者（４０〜４４歳以下の方）
　�@ 医療保険に加入している方
　�A 初老期認知症や脳血管疾患などの老化が原因とされる１６種類の特定疾患の方
　�B 保険料は、医療保険の保険料と一括して徴収されます

介護保険の認定を受けている方は、下記の福祉用具を月額レンタル料の１割負担でご利用いただけます。
※要介護度によってご利用いただける福祉用具は異なります。
※担当ケアマネージャーのケアプランが必要です。

介護保険の認定を受けている方は、下記の特定福祉用具が
年間10万円を上限として１割の自己負担でご購入いただけます（年間限度枠10万円を超えた部分は全額自己負担となります）。
※特定福祉用具は都道府県の指定を受けた指定事業者から購入する必要があります。
※担当ケアマネージャーのケアプランが必要です。

介護保険の認定を受けている方は、下記の住宅改修が
２０万円を上限として１割の自己負担で工事ができます。

※必ず施工前の事前申請が必要です。
　　事前申請に必要な書類
　　　１：住宅改修費支給申請書
　　　２：内訳書（工事内容のわかる見積書）
　　　３：工事の必要な理由書
　　　４：施工前の日付入り写真
　　　５：住宅改修承諾書（住宅所有者が被保険者本人以外の場合）
　　　６：その他

※住宅改修費の給付は原則１回のみですが、転移や、身体状況が大きく変化した場合　　等は、再度給付されます。